WEBサイトはCMSとコンテンツで構成されています。簡単にいえばCMSは入れ物、コンテンツは中味です。お皿に盛ったフルーツをイメージするとわかりやすいと思います。WEBデザインやWEB開発はお皿を作ること、コンテンツはお皿にフルーツを盛ることです。
CMSとは
CMSとはContents Management Systemの略です。今やWEBデザイン、WEB開発といえばCMS上に構築することが当たり前です。CMSが採用される理由は、WEBサイトの管理が楽になる、WEBサイトの情報更新が簡単にできる、SEOに有利であるなどの理由があります。
CMSの代表的なものはWordPressですが、WordPressをインストールしただけではWEBサイトはできません。WEBサイトとして完成させるためにはコンテンツが必要です。
コンテンツとは
コンテンツとはWEBサイトの情報そのものであり、テキスト、画像、動画などがあります。この中でも重要なのはテキストです。Googleのオーガニック検索ではテキストが主流であり、一般のユーザーも何か知りたいと考えた時にはテキスト検索をするからです。コンテンツを読みやすく、検索されやすくするためには、構造化言語という文法に従ってコンテンツを記述することが重要です。
代表的なCMS
現在、インターネット上でよく使用されるCMSにはWordPress、Joomla、Drupal、Magneto、bloggerなど様々なものがあります。
Market share trends for content management systems for websites
しかし圧倒的に大きなシェアを持っているのがWordPressであり、全CMSの60%を占めています。
WordPressを利用するメリットとデメリット
弊社でもほぼ全てのサイトをWordPressで制作していますが、WordPressにはメリットもデメリットもあります。
メリット
- 豊富なプラグインが開発されており、様々な機能(プログラム)を有償・無償で入手することができる。
- 豊富なテンプレートが開発されており、様々なWEBデザインを有償・無償で入手することができる。
- 頻繁にアップデートされており、機能やセキュリティの向上が見られる。
- オープンソースで無料である。
- WordPressの経験がある開発者やデザイナーが多い。
デメリット
- シェアが大きいため、ウィルスやスパムの対象となりやすい。
CMSをチェックする
WEBサイトを閲覧していて良いサイトだなと思った時、何のCMSを利用しているのかを確認する方法があります。GuessというサイトにアクセスしてURLを入力するだけです。
WEBサーバー、フレームワーク(CMS)、使用言語をチェックすることが可能です。
まとめ
WEBサイトを作ろうと考えた時、WEBデザインやシステムの予算ばかりを考えがちですが、コンテンツがなければアクセスをしてもらうことはできません。またコンテンツは自分でもできるため、軽く考えがちですが、実際に自分で文章を作成して写真をアップすることを継続的に行うと、予想以上に手間がかかることに気づくでしょう。
WEBサイトを成功に導くためには当初からコンテンツと更新に予算と時間を配分しておくことが必要です。
弊社ではコンテンツ制作に関する業務を支援しておりますので、お気軽にお問い合わせください。