コンテンツ制作には思った以上の労力がかかるものです。今回はコンテンツ制作を人事の面から考えて見ました。
WEBコンテンツ制作の最適任者とは?
Googleの検索上位に位置付けられるようなコンテンツを作成し、WEBサイトへのアクセスを増やすためにはコンテンツ制作を継続的に行っていく必要があります。またコンテンツの質も重要です。
このようなコンテンツ制作を行うには専用のスタッフを社内に抱えることが理想的です。会社の方向性や現状を理解し、サービスや商品について熟知をしたスタッフが記事を作成することが理想です。このような社員は少なくとも2〜3年はあなたの会社で仕事をしてきており、意思疎通も十分できるようなスタッフですが、現実的にはこのような社員はすでに他の仕事を任せられており、現在の仕事に加えてWEBコンテンツ制作の仕事を追加することは困難です。
次に最適な人材は経営者です。経営者は現在のビジネスに精通していますし、会社を代表する立場で色々と意見を述べることも可能です。また業界の問題点や改善策を提案することも可能でしょう。しかし、もしWEBサイトを制作すると同時に自分がコンテンツを作り続けなければならないと知ったら、ほとんどの経営者は躊躇するのではないでしょうか。
このブログは経営者である私が直接書いていますが、何を書くかわかっていても毎日1時間程度かかってしまいます。毎日の作業を自分に課することはかなりの重労働です。
ベトナム人スタッフにコンテンツ作成を担当させる場合のポイント
何を書くかは任せる
何を書いても良いと言われれば書く方も困ってしまいますが、ある程度の範囲の中で自由に書いて良いと仕事とを任せるべきです。もちろん、会社が発表したブログが炎上してしまったり、秘密にしておきたい情報があるかもしれません。そのためには記事の作成と公開は役割を分けるべきです。WordPressには記事の公開までが可能なEditorと記事の作成のみが可能なAuthorに役割を分けることが可能です。
コンテンツマップを作成する
コンテンツマップを作成するにも書きましたが、会社のWEBサイト全体としてどのようなコンテンツを提供していくのか、大枠を作成しておけば、全体として統一感のあるコンテンツを提供することが可能になります。また担当者も次にどのような記事を書いていけば良いのかがわかるので作業が楽になります。
コンテンツカレンダーを利用する
WordPressのプラグインであるPublish Pressを利用すると、計画的に記事を作成し、いつ公開をするのかをコントロールすることができます。あらかじめ記事を作成しておくことで、忙しい時でも定期的にコンテンツを公開することが可能です。
アウトソーシングの利用
わが社のように外部のWEBマーケティング会社を利用する場合、担当者に対する指示の出し方と同様、ある程度の自由度を持って記事を書く自由を与えた方がうまくいきます。コンテンツ制作会社はプロモーションをしたい検索キーワードを元に、ネット上でどのようなコンテンツがよく読まれるのかを考えながら記事を作成します。そのためには記事の質、特にSEOを考慮した記事作成を行なっているかどうかが重要ですが、さらに、記事の量も重要です。
クライアント側とコンテンツ制作会社側で最低限の合意だけしておけば、あとはコンテンツ制作会社の自由に記事を制作していくことの方がうまくいきます。
まとめ
WEBサイトを成功に導くためにはコンテンツの制作が重要であり、担当者をどのようにするのかを最初から考えておかなければなりません。その作業は継続的であり、会社にとっては大きな負担になる場合があります。